| 優秀な作品を多数応募いただきありがとうございました。こんなに良作があると、
賞を決めるのは簡単ではありません。 そんな中、今回は審査員の間で、2作品が有力候補となりました。 ひとつは『女王の靴』。もうひとつは『大好きなあなたへ』。 二つの作品を比べ、『大好きなあなたへ』を選びました。 『女王の靴』は予想できないどんでん返しがあります。ストーリーとしておもしろいですね。 しかし、『大好きなあなたへ』のほうは、読んだ後ずーんと重い気持ちになりました。まるで芝居を見ているかのように、読んでいる間すっかり引き込まれていたんですね。 これが文章の『表現力』なんちゃうかなと思います。 『大好きなあなたへ』が扱っているテーマは重いですが、読者を同じように重い気持ちにさせるには、技術が必要です。 『女王の靴』は話の展開がおもしろかった。けれども、「女性主人公」について 男性が語っているのか、それとも語り手自身がが主人公なのかがわかりづらいと 思いました。 つまり、主人公が明確でないために、読者の視点が定まらないんです。そこが 『引き込む力』の差になったんちゃうかな。 さてさて、2011年6月30日までは『人には言えないアブナイ体験』2011年8月31日までは『母への手紙』を募集中! 惜しくも受賞を逃した作品の中にも、いい作品はたくさんありましたから、ぜひ再チャレンジもしてほしいですね。 ご応募おまちしてまっせ〜! 受賞作を読む |